夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第2章 ◎俺の素顔(忍足侑士)完結
授業が終わり私たちは
いそいそと青春台に向かう
「あ~ここじゃない?」
サクラが看板を指差し
ハシャギながら言った
『うん♪間違いないよ~』
二人で看板を見上げ話ながら
歩いていると
-ドンッ!!!-
前から来ていた人に
ぶつかってしまった
「よそ見してちゃ、いけねーな
いけねーよ」
『すいませんっ!お怪我は
ありませんか??』
とっさに頭を下げる
顔を上げると如何にも
スポーツマンらしい短髪の
男の人が立っていた
「そっちこそ大丈夫か?」
『はっはい…私は別に』
「ふーん、ちっこいのに丈夫なんだな~お前」
男は私をジロジロ見ながら言う
(ちっこい…!?実は密かに気にしてるのに…)
私の気持ちを察したのか
「チョット!あんた失礼じゃない?」
サクラが男に食いつく
「あ~?悪い…ツイ思ったこと
いっちまった~(笑)」
「桃先輩…フォローになって
ないっすよ。それ」
男の後ろから背の低い子が
呆れたようにツッコム
「そっか?トリアエズすまん」
大きなほうがペコリと頭を下げた
『あ…もういいです…じゃぁ…』
「姫凪甘いよ~…?」
ブツブツ言うサクラと
その場を離れようとしたとき
「お~い、凸凹コンビ~
どこいくんだ~?」
大きな男が私達を引き止めた
「凸凹!?本当に失礼な人ね!
あんた達に関係ないわよ!!
姫凪行こう!」
サクラが大きな男を
睨みながら言った
「待てって~お前らの
目的の店ここなんだろ?」
『あ…そういえば…』
「そうだった…ね~」
看板を見上げて二人で苦笑い
『じゃぁ、これで』
私が店に入ろうとすると
「な~凹の方~
名前なんていうんだ?」
大きな男が言った