夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第64章 ♉恋から愛まで(赤葦京治)もしもシリーズ第二弾 完結
「木兎さん。返し…」
引き寄せようとして
躊躇う手。
俺のじゃ、なかったっけ。
「ん?どーした?赤葦?」
キョトンとした顔で見る木兎さんに
「いいえ。両手に華で良いですね
こっちで良いんですか?」
作り笑いで返し
先を歩く
繋がれた手が見えないように
早足で歩く
「いや、赤葦!車はコッチ!
突き進んだら行き止まり!」
………ダサ。
もう、帰りたい。
家で思いっきり
吐き出したい。