夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第64章 ♉恋から愛まで(赤葦京治)もしもシリーズ第二弾 完結
姫凪を見た後では
そこらに居るお嬢さん方が
更に色褪せて見える
ダラダラと辺りを見回してると
会場の端で
キョロキョロと落ち着かない人影
あの人、かな?
「失礼。ナナさん、ですか?」
静かに近付いて声を掛けると
「え?はい…どちら様でしょうか?」
顔があがり
またすぐ伏せられる
明らかに年上だろうに敬語?
姫凪には敵いませんが
綺麗で色気のある立ち姿
どこかのご令嬢でしょうか?
でも、それにしては
慣れてないのだろう
居心地悪そうにオドオドしてる