夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第2章 ◎俺の素顔(忍足侑士)完結
「はぃ。何でも聞くから話な?」
私は昨日あった事を細かく
話した。サクラは
何も言わずただ黙って聞いてくれていた
そして一通り聞いた後小さな
ため息を付いて言った
「う~ん…姫凪は
したくなかったんだ…」
『だって…私には未だ未だ早いって…』
「兄様が?」
『うん…』
私は俯きながら答えた
「はぁ…姫凪の兄様好きは
解ってるけど…でも、姫凪の彼氏は
忍足先輩でしょ?」
『うん…でも…怖かったの…』
「なんで?そんなに嫌なの?」
『嫌じゃない…侑士さんになら
抱きしめられたいって
思うのに…その先は…』
「…私は何となく解る気が
するけど…忍足先輩にはキット
解らないと思うよ?姫凪の気持ち…」
サクラの言葉は昨日の
事を鮮明に思い出させた
『…侑士さんと逢うのが怖い』
「姫凪…」
朝は大丈夫だって思えたのに
やっぱり駄目…
思い出すたびに心臓が
潰れてしまいそうになる…
どうしたらいいの?
どうすれば、また前みたいに
笑えるの?