夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第12章 ♤キズを癒やす手(牛島若利)完結
次の日の朝
「おはよー姫凪ー」
『お、おはよ』
「バァカ。普通にしてろよ
別に何も変わんねーよ
今まで通り俺はお前の味方で
お前の兄貴みたいなもんだから」
賢くんが呆れた顔で笑う
『う、うん…!』
「そうそう。それでいーんだよ」
私の頭を大きく撫でる
その手はヤッパリ一番落ち着く
私がどれだけ傷付いても
きっと何度でも癒やしてくれる手
もう不用意に握る事は
出来ないけど
それでも私はきっと
この手が一番好き
コレだけはきっといつまでも
変わらない