夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第12章 ♤キズを癒やす手(牛島若利)完結
『あ、大丈夫…です。あの…
賢…白布くんは…?』
「練習中だ」
『私の事は…気にせず…牛島さんも
練習に…戻って…下さい』
大丈夫。チャント喋れてる
それより少し気になるのは
「気にしなくてもいい。それより…」
『なん、でしょう?』
「いや…なんでもない」
牛島さんの手。
賢くんと同じとまではいかないけど…
少なくとも怖くないかもしれない
触れられたらどうなるんだろう…
ユックリ近づいて来る手を見てると
「手がどうかしたのか?」
『…いえ…大きな手だな…と。』
「そうか?」
牛島さんは手を止め自分の手を眺める
止まった手が少しもどかしく思えた事に
自分で驚いていると
「布施…どうした??
本当に大丈夫か?痛いのか?」
再び牛島さんの手がこちらに
伸びて
『………!』
「!怖いか?」
また止まる