夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第50章 きみが振り向く時(二口堅治)生誕記念 完結
まだ振り向かない布施
声も身体も震えてる
「俺は…好きな奴を…泣かした…
犯して…傷つけた…」
ピクリと肩が動く
でもまだ振り向かない
「そいつが他の奴を好きだって
思い込んで
敵わねえって思って
告る勇気すらねぇから
無理矢理突っ込んだ」
『バカ…だったんだ…二口…』
声がさっきより掠れてる
でも少しだけ明るくなった気がする
でもまだお前の背中しか見えねえ
「好きな奴にそんな事しといて
まだ想われるとか
図々しいって思わねぇ?
彼氏になる資格なんか
幸せになる資格なんか
ねぇって俺は思ってんだけど
オマエは…どう思う??」