第49章 ♑陽射しよりアツく（赤葦京治）【白昼夢】感謝&記念　完結

女々しい男と言われるのが
怖くて見れないだけかも
しれませんけどね

こんな女々しい男は　
嫌でしょ？姫凪？

『え？当然だけど？』

「ん？」

『え？だって私、京治の彼女だし
断る理由ってなんかある？？』

「え？いや…ナイですねぇ……」

てっきり困った顔されるかと
思ってました

過去の事を穿り返されても
困ると。
そんな嫉妬の仕方は
嫌いだと
そう、思われると思ってました

『あのね？京治くん？
私はキミを選んだんだよ？
だからキミの好きにして欲しい
あ！もちろん！恥しい事は
イヤって言うし
ダメな事はダメ、とも言うけど！　
変に遠慮するよりは
ずっとずっと自然な付き合いだと
思うのね？』

俺の頬を撫でて
ニコリと微笑む顔は
やはりヒマワリの様だった