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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第12章 ♤キズを癒やす手(牛島若利)完結
それでもヤハリ声は出てこない
お前が声を出せないならば
「俺と居るのは
イヤじゃないのか?」
俺が声に出してやればいい
彼女は大きく首を縦に振った
「…よかった。」
思わす口を付いた言葉に
俺は恥ずかしさを隠せない
「………少し散歩でもして帰ろう」
慌てて続けた言葉に
彼女は頷いた
少しだけ見つめ合った目は
確かに俺を写していた
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