第46章 ♢🎃HALLOWEEN🎃　黒尾鉄朗　完結

「姫凪〜♡
覚えて来た甘いのやってくんね〜？」

スッカリご機嫌になった
俺とは逆に

『しません。ハロウィンの
イベントなんだから
大人しくしてて下さい』

照れ隠しなのか
ムスッとそっぽを向く姫凪

「今日はゲームすんなって♡
リエーフの姉さんから
何、教わったンですかァ？」

姫凪の携帯を取り上げて
後ろから姫凪を
抱き締める

『教えません
なんか…恥ずかしい…！
今日は甘いの品切れ…です！』

クククッ！嘘下手〜！（笑）

「もう十分甘いぞー？
わざと背中見てんだから
チャント実演しろー？」

真っ赤に染まる耳を噛むと

一瞬黙った姫凪が
スーッと息を吸うのが分かる

もっと言えば、な？

「『大好き』」

こんな事も出来たりして、なァ？