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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第12章 ♤キズを癒やす手(牛島若利)完結


…え?って事は………
今、ここには牛島さんと私の
二人きり!?
てゆっか…近い…!

『ご、ゴメンナサイ!』

思わず牛島さんを押し返し
距離を取る

「なにを謝っている?」

牛島さんが真っ直ぐ前こっちを
見ている  

『………』

声が上手く出ない

「……あぁ。男が苦手だったな。」

『…ゴメンナサイ……』

「だからなにを
謝っているかわからんが?」

私は牛島さんの言葉に
返す事が出来ない
賢くん以外の男の人とまともに
会話したのは
昔、家にいたあの男だけ

私の吐くセリフの8割は
【ゴメンナサイ】だった

そんな私がこの人と
何を話せる事があるんだろう
話しかけられても
見つめられても
私には選ぶ言葉さえ浮かんで来ない

こんな私を押し付けられて
きっと迷惑してるに違いない
そう考えるとヤッパリ
【ゴメンナサイ】しか浮かんでこない
なんだか泣けてきた
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