夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第12章 ♤キズを癒やす手(牛島若利)完結
バレー部……か…
賢くんなら知ってるかも………
その人がボールを打つのをやめたのを
キッカケにすぐに家に帰り
賢くんにさっき見た事を話した
「この時間なら牛島さんかな?」
『牛島…さん……?』
「ウチのエース」
『そう………』
「姫凪が男の人の話を
してくるなんてね…」
賢くんが驚いたように口を開く
『…初めてなの…男の人が
素敵だなんて思ったの
もっと知りたい…ケド……
私こんなんだから…』
「初めて…ね。うん、何とかする」
賢くんが頭を撫でて笑う
『ありがとう…』
「俺が出来る事なんて
たかが知れてるんだからアンマリ
期待されても困るけどな?」
『ううん!!賢くんは凄いよ!
私がこんな事話せるの
賢くんだけだもん!』
「わかったから…落ち着いて」
照れたように頭を掻きながら
「仲良くなれるといいな?牛島さんと」
私の背中を叩いて笑った