夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第2章 ◎俺の素顔(忍足侑士)完結
「「忍足様お早う御座います」」
さっきから使用人が
俺に挨拶をしていく
だから何人居るねん…
『侑士さん♪お待たせしました
お早う御座います❤︎』
階段を1人の少女が降りてきた
「おはようさん」
笑いかけると
『良いお天気ですね~』
と能天気な返事を返してくる
「姫凪は今日も可愛いなぁ」
『ふふふ…侑士さんたら❤︎ 』
顔を赤くして照れ笑い
笑顔も仕草もこいつを
取り巻いているものは
全て愛しく思えるほどや
ただ…
「景吾様!お早う御座います」
「あぁ、おはよう」
姫凪の後から
降りて来たこいつがなぁ…
「忍足待たせたな」
「大した事あらへんよ跡部」
こいつは跡部景吾
俺の親友でテニス部の部長
ここまではエエんや
やっかいなんは、こいつは俺の
可愛い可愛い彼女姫凪の
『兄様!!』
実の兄貴なんやー!
兄貴って事自体は問題やない
「おい、姫凪リボンが歪んでるぞ」
『まぁ…大変。兄様直してください🎶』
「仕方ねーな…じっとしてろ」
跡部が姫凪のリボンを
慣れた手つきで結ぶ
姫凪は満足そうに
跡部を見て微笑んでる
問題なんはコレや…
姫凪は…極度のブラコンなんや!
姫凪の懐きようは半端やない
登下校はもちろん
いつも三人一緒やし
テニス部に応援に来ても真っ先に出る言葉は
”お兄様~”やし…
とにかく姫凪の
居る所には跡部在り!…や
当然跡部も姫凪を
溺愛しとる…兄妹やなかったら
…と思うとゾッとするほどや…
そんな三人で歩いっとたら
俺がまるで邪魔もんやん…
やってられんで?正味