夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第11章 ♡ヨカニセ?ブニセ?(岩泉一)続編 完結
岩泉side
別に傷つけたいとか
そんなつもり毛頭なくて
ただオマエからオレ以外のヤツを
全部排除したかった
オレだけで
埋め尽くしたかっただけなんだ
やべーな。またヤッちまった。
朝だけで2回とか
まぢヤリ過ぎた。
セックスを。じゃなくて
姫凪に対して。って事な?
だってよ、イヤで仕方ねぇ
アイツが誰かに微笑む度に
アイツの中からオレが少し消えて
そこに誰かが上書きされていくみたいに
思えるんだ
及川も京谷も国見も
本当は姫凪を
狙ってるんじゃねぇか?って
思えてくる
そしたらモウ、止まんねぇ
打ち消したい。姫凪の中の
アイツらの記憶全部
オレで上書きしたい
姫凪を抱いた感覚と
【オレのモノ】って言っくれる声で
オレは満たされ
屋上を後にした
教室の近くでファンに
囲まれてニヤニヤしてる
及川のケツを軽く蹴飛ばす
「何すんのさ!岩ちゃん!」
「ニヤケた顔がムカツイた」
「理不尽!!」
と、ま、いつも通りっちゃあ
いつも通りなやり取りを交わす
「アレ?姫凪ちゃんは?」
「あとで来んだろ」
「え?チョット…岩ちゃん?
いくらなんでも…ガッツキ過ぎ」
及川がため息を漏らす
「アァ?仕方ねーべ?」
「姫凪ちゃん大丈夫かな?」
「大丈夫だ、つってたぞ」
「岩ちゃん最近また冷たいんじゃない?」
「別に普通だろ?」
だって姫凪自身が
平気だってオレに言ったんだ
アイツがオレに嘘なんか
つくわけねぇし。
「…だったら良いけどね。」
及川はそれ以上言わずに去っていった
少し胸がモヤモヤする
すぐ戻ると言った姫凪が
帰って来ない事も
それに拍車をかける