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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第9章 解けない魔法(東堂尽八)完結


「コレ………」

『え?あ!それは違う!』

「せっかくだし使い切るか?」

『え?えぇ!?そんな!私もう』

「今すぐではないぞ?」

『あ、そうですよね!えっとその…』 

「そう残念そうな顔をするな(笑)
いつまでも真波を追い出しておく訳に
いかんのでな」

『はい…わかってます…』

姫凪が顔を赤くして俯く

「今度はチャントオレの部屋に
忍び込んで来い」

『………!?』

「その度に何度でもお仕置きしてやろう」

『そんな事がダ……!!』

言い切る前に口を塞いだ
言わせんよダメだなんて
他の男の部屋には来て
オレの部屋に来ないなど許せんのだよ
身体の力が抜けたのを確認して唇を離す

「続きを聞こうか…?そんな事…なんだ?」

『行きます…お仕置きされに…』

ぼーっとした表情のまま姫凪が
ポツリと言った

「よし、待っているぞ?今度は
間違うなよ?オマエはオレだけに
会いに来るんだ、わかったな?」  

目を覗き込むと真っ赤になった顔が
ふにゃりと緩む

「チャント返事をせん子はお仕置きだ…」 

姫凪にもう一度キスを落として
囁いた


オマエはオレだけのシンデレラ
いつどこで誰にかくされたとしても
オレはオマエを見つけ出してやろう

解ける事のない魔法をかけられるのは

魔法使いでも他のナイトでもない

オマエを愛すオレだけだ
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