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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第8章 ◎俺の素顔②(忍足侑士✣続編)完結


『あ…!もうこんな時間!?』

姫凪の声で現実に戻る

「うわ…ヤバぁ…跡部に何て言お
めっちゃ怖いわ…」

『私も怖いですぅ…』

姫凪が身なりを整えて
小さなため息をついた時

「おぃ!そろそろ出てきやがれ!」

ドアが叩かれ不機嫌な声が響いた

「うわ!来た!」

『出ましょうか…』

2人で恐る恐る出て行くと

「いつまでイチャついてやがんだ?
あ~ん??」

と俺を睨んで来た

「すまん…つい・・なぁ?」

「つい?…なんだ?忍足」

兄様・・メッチャ怖いって・・・!
しまった。コイツに愛想笑いが
通用するわけないよなぁ…でも

『兄様…ごめんなさい…
侑士さんを怒らないで?』

姫凪が言うと

「・・う。まぁ、これから気をつけろ」

と睨むのをやめる
ヤッパリ姫凪には弱い

「ほな、帰るわ。また明日な」

「おう。」

『気をつけて帰ってくださいね』

2人が並んで俺を見送る
やっぱりムダに仲えぇんよなぁ・・
ちょっとムカつく…

「あ!跡部あれ何や?!」

俺が大きな声を上げて庭を
指差すと

「あん?何だよ?」

跡部が一歩進み外を見た瞬間

「おやすみ・・・」

さっと姫凪にキスをした

「何もねぇぞ?」

跡部が振り返る

「見間違ったかな?すまん。
ほな、帰るな。オヤスミ」

跡部に頭を下げニコリと
姫凪に笑いかけると

『あ・・おやすみなさぁい』

顔を赤くしてフニャリと微笑んだ

「姫凪?…!忍足てめぇ!!」

「さいなら~(笑)」

跡部の言葉を遮り家路を急いだ
はよ帰ろ。ほんでトリアエズ
2,3発ケンヤ殴ったろ(笑)

誰にも渡さへん
その笑顔も声も全部俺の
俺だけのものや
俺の全てもオマエだけのものや

だから何も不安に思わんでえぇよ
俺の目にオマエの笑顔を映させて
オマエの目に俺だけを映して
なぁ、えぇやろ??
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