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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第7章 ○溢れる想い〜後編〜(海堂薫)完結


委員会で振り分けられた仕事は
図書便りのレイアウト作成
さっさと片して帰ろうと
焦りまくって中々巧くいかない
結局二人だけ取り残された

『あちゃ~二人だけ居残りに
なっちゃったね~チョット
休憩しない?』

布施が束ねてた
髪を解く腰までの長い髪の毛が
さらさらと揺れる

「なんか飲む?」

『ん~炭酸なら何でもいい♪』 

「リョーカイ」

俺は急ぎ足で部屋を出て
息を整えジュースを買って戻る

『おかえり~ハイ♪これ
私の分♪』

「イイヨ別に」

『だーめ!はい♬ 』

だからそんな無防備に
笑わないでよ…まぢで…俺…
小銭を置いた布施の
手が俺の手に触れる
冷たい小さい手

「手…冷たい」

俺は布施の手をそっと
握った

『そうなの~冷え性なんだ~』

布施は手を
振り払うことなく笑ってる

「暖めてあげる」

握った手に力を込める
早く振り払ってよ…
でないと…

『優しいね~リョーマは』

相変わらず俺に無邪気に
笑いかける

「俺…優しくなんか無いよ…」

『リョーマ?どしたの?』

布施が俺の顔を
心配そうに覗きこんだ
大きな目が俺だけを映してる
もう…限界だ…

「もう…いい人辞めた」

俺は布施を抱き寄せた 

『え??チョットどうしたの?』

布施はびっくりして
俺の体を押し退けようともがいた

「前に言ったよね?いい人すんの
そろそろ限界だって」

布施の体を机の上に
押し倒した

『や…やだ…』

「その目誘ってるとしか
思えない」

涙ぐむ布施の目を
見据える

『冗談だよね?友達じゃん?』

「そう思ってるんだったら
なんでそんな目で見んの?
俺だって男なんだよね
欲情位普通にするし」

『ご…ゴメン…でも私、薫が…』

「そんなの知ってるよ…
でもモウ止まんないから」

布施の首筋に顔を埋めた

『きゃーっ!イヤだ!薫!!』

「それNGワード」
俺は布施の唇を
強引に塞いだ
もう思考回路は停止
涙を流す布施の顔も
抵抗する声も
俺の欲望を止める事は
出来なかった
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