• テキストサイズ

夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第5章 月と太陽(亜久津仁)完結


出てみれば千石は見あたらず
姫凪は太一と
仲良く話してた

「おぃ。千石はどうした?」

2人に話しかける
別に千石の居場所なんて
興味はねぇが口実には
丁度良かった

「千石先輩は伴田先生に
頼まれて青学に偵察に
行きましたです!」

『イキナリでびっくり…
遅くなるのかな~』

千石が居ないのは好都合。ただ

「僕が送りますから!平気です!」

太一が邪魔だな…

『え?大丈夫だよ~今日はもう
帰るよ~マダ明るいし』

「それはイヤです!居て欲しいです』

あからさまに姫凪に
アピル太一

『え…と。じゃ、居ようかな?』

それに笑顔を見せたりする
姫凪に腹が立った

「やったです!練習してきます!」

嬉しそうにコートに走る太一
2人の関係に不安を覚えた
まさか出来たんじゃないか?
なんて考えると
更にイライラしてきた

『先輩は練習しないんですか?』

険しい顔をする俺の顔を
姫凪が覗き込んだ

「あぁ、そのうちな」

『そうですか…あの、僕…』

「何だよ?」

『いえ…別に…』

続かない会話にも、俺に怯え
キョロキョロと落ち着かずに
誰かに助けを求めるような
姫凪にムカツク

「太一の助けでも待ってんのか?」

こんな事言いたいんじゃない…

『!だったらなんですか!?
先輩には関係ないです!』

ムッとした様に声を荒げて俺を
睨む姫凪

「太一と付き合うのか?」

感情がコントロール出来ない

『…太一君は僕に優しいし…』

「テメェは優しかったら
誰とでも付き合うのか?」

俺が手首を掴むと
痛そうに顔を歪めた
それを見て太一が慌てて
走ってきた

「何やってるんですか?!」

太一が俺の腕を掴んで叫ぶ

「あ゛ん?テメェ誰に言ってんの?」

太一を睨み腕を振り払う
小さい太一は派手に倒れた 

『ちょっと…ヤメテ!太一君は
悪くないです!…大丈夫?』 

姫凪が太一を起こす

「平気です…」

その姿に俺の感情が暴走する 

「ガキ同士でイチャついてんな!」 
/ 6562ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp