第9章 烏天狗警察
「もっと色んな事教わりたかったな‥なんでいつも後から気づくのかな‥」
「確かにそうですね‥里奈さんはもう会うことは出来ません‥行けたとしても危険です」
「友達の映像お願いします」
「わかりました」
友達の表情はなぜかすごく明るかった
『びっくりしたけどでもあれで良かったよね?』
『何でも出来ますアピールイライラしてたんだよね!友達やめようかなって思ってたんだよね〜』
鬼灯は急いで音声を消した
「‥里奈さん」
「悔しい‥悔しいです」
里奈の目から涙がこぼれた
「私なんのために頑張ってたんだろう‥こんなふうに思われてたんだなんて‥」
「里奈さん‥里奈さんは十分頑張りましたよ」
「鬼灯さん‥」