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荊【R18】

第6章 離さない、許さない。


テーブルは、牡丹の蜜や涙でぐちゃぐちゃしている。

ハヤトは気を失っている牡丹を、再び椅子へ移動させ、脚をM字にさせて座らせ縛る。

本人が気絶していてもなお、1人で動き続けるディルドは、時折意識はなくても達している牡丹の下の口で妖しく鳴る。









「ほら、いつまで寝てるの?起きてよ。」










ハヤトは牡丹の方をペチペチと叩く。

ようやく目を開けたが、自分の置かれている状況を把握し、泣き始める。









「なんで泣くの?
僕は牡丹に泣いて欲しくて、お仕置きしてるんじゃないんだよ?」

「も、ぅ…いやだ、」
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