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血の争い【黒子のバスケ】

第2章 戦争


「ナイス、火神!!」

「うっす…。」

ハイテンションで火神に声を掛ける葉山。

「彰ッッ!!」

昴輝が叫び向かおうとしていた所、首元を青峰に掴まれ持ち上げられる。これでは、息が出来ない。昴輝は、青峰を睨み付ける。

一方で、紫原と戦っている結紀は、2人の生命を感じ取っていた。勿論、魂を貰おうとしていた紫原も感じていて、2人共の動きが止まる。

「あれ~…、誰か死のうとしてない~??」

紫原の言葉で、結紀は昴輝と彰の気配がする方向を見ていた。

―――昴輝、彰!

結紀は、歯を噛み締め紫原に向かって、攻撃をしたかと思えば、そのまま昴輝と彰がする方向へと走って行ったのだった。

その場に残った紫原は、どこかめんどくさそうに、頭を掻いていたのだった。

「ホント、マジだるい~…。」

紫原は、それだけを言ってはその場から消えていった。
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