第12章 緑の紋章
松『Ola! 久しぶり!』
櫻『久しぶり~。 本当全然休みあわな
くて…』
松『いや。 忙しいもんな。お疲れ様
最近彼とも会えてないんだろ…?』
久しぶりの待ち合わせで、握手とハグ
をする。
彼とはこっちにきてから、俺が晩餐会
で踊っていた時に知り合った。
櫻『まあね…。 結構こんな出て
くる時間もあるんだけど、やっぱり
お互いにタイミングがね』
そう言って少し笑って、注文したビー
ルを口にした。
松『別に、一人暮らしだから一緒に
住むのだってダメって事はないんだろ
?』
櫻『いや…。 ダメだろうね。
家族とかならいいだろうけど…恋人で
同性となると話は別だよね。』