第11章 燃える炎
それから、涼介とは何度か御飯に行った
り出来たのに大野とはタイミングが合わ
ず次に、彼と再開出来たのはまたしても
スペインだった…。
また、会えると分かった時は我を忘れて
喜んだ。
松『ゴメンね… 本当に今日も空港まで
迎えに行きたかったんだけどね。』
大『気にするなって。 もう明日には
会えるんだしさ。』
松『いや…ただ楽しみすぎて。
早く会いたいなぁ~って。』
大『な…なんだよそれ?
恋人かよ』
松『へへ。 大野さん照れたんですか
?』
大『そんなわけな…いでしょ もう。
でも俺も凄い楽しみだよ。』
迎えに行けずに夜、電話でそんな会話
をした。
…ヤバい。すぐ会いたい。
顔が見たい。抱きしめたい。