第1章 アンダルシアの夜
そういえば、松本に初めて会った時も
第一印象
綺麗。 あとは生意気そう。
だった気がするな。
松『…野さん …大野さん?
本当に大丈夫? 心配だし、まだ色々
話したいし、
良かったら家…来ますか?』
大『えっ。 大丈夫だよ。
一人で帰れるし、まだお酒だって…飲め
っあ~あ ゴメン!』
そう言ってるそばから俺はとろうとした
ワイングラスをテーブルにぶちまけた。
松『あ~あ~ もう。 だから、言って
るそばから。
全然大丈夫じゃないじゃんか。』
そう言いながら松本は拭くものを借りて
テキパキと片付けてくれる。
大『ごめんなさい…。 本当に
結構酔っ払ったみたい…だね~ エヘヘ』