第8章 アンダルシアンロック
二『大野さん、こっちも見て。
ほら早く早く』
大『本当に凄いキレイ……』
二宮に手を握られているのも気にならない
ほどに宮殿の中は美しくて、壮大で。
二『やっぱり来て良かったでしょ?
少し元気でたみたいで良かった…』
大『え… うん。 』
確かに今日ここに来るまで気が重くて
松本とは相変わらず普通の会話はする
もののもちろんエッチも一度もなく
家をでる時にも行ってらっしゃいの
言葉もなかった。
二『ランチ、俺のお勧めのお店予約
してあるので行きましょう。
最近大野さんちゃんと食べれてない
んじゃないですか?』
そう言って二宮は俺の脇から横腹を
つかむように、サワサワと触れてきた
。