第6章 カタルーニャの森
松『それが、どうしてそいつと行くわけ?
断ればいいだろ。』
大『だから…仕事だから…』
松『もう…いいよ。 今日は俺
ソファーで寝ますから。 あなたはベッド
でもそいつの所でもお好きにどうぞ。』
大『……潤…くん。
なんで……そんな事… 言うんだよ…』
俺は体を振りほどかれ
流れでる涙を止めることが出来ずに
ただその場にたちつくした。
しばらくして、体も渇ききった頃
ちゃんと話したくて着替えて寝室へと
戻ると、松本は本当にソファーで
頭まで布団をかぶって寝ている。
大『潤くん… 本当にごめんね。
けど、本当に…俺が好きなのは…
潤くんだけだから。
はじめて潤くんと会った時からずっと
』