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アンダルシア・ラブ【気象系BL】

第22章 ダークナイト


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部屋に立ち込める嫌な匂いと、散乱
したもの…


この部屋で、何があったのかは容易に
想像がついた。 
しかし、部屋にいるのは血を流して
よだれをたらして倒れる二宮だけ。



松『おい!  智はどこだっ 


どこに行ったんだよ』




肩を鷲掴みにして揺さぶるが反応
なく何も答えない。




岡『まだ、それほど時間は立って
いないはずです。

行きましょう。』




そう言って、岡田は抱きかかえる
ようにして松本を立ち上がらせる
とハンカチを取り出して少し乱暴
なくらいに涙を拭いとる。



松『許さない…

絶対に許さないからな…。』



それだけ言うと、岡田に引かれる
ようにして、部屋を後にする。







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