第18章 ミハスの白い街
西日差し込む午後。
まだ、重ねたままの身体を動かす事も
なくただまどろむ。
大『このまま… 続けばいいのにね…
俺…もう…
潤がいたらそれでいい…
もうこのまま堕落しちゃってもいい…』
松『なんて事言ってんですか…。
全く…
また絵は始めるんでしょう?』
そう言って何度となく大野の髪を
頬を撫でると気持ち良さそうに目
を閉じて、体をすりよせる。
大『マークにまた色々としてもらっ
て…その分はかえさないとだしな』
マークの計らいで、こっちで描いて
いた絵が何枚か高値で売れて、その
上二度目の個展も出来る事になった
。
そして、松本は櫻井の紹介で彼の相葉
が新店舗のお店の店長になる事で人が
必要になって、そこで働くことになった。