第18章 ミハスの白い街
ひさしぶりのセックスに、松本は止まる
事なく何度もお互いに求めあって
大野は意識を失った。
松『愛してる…』
そうつぶやいて寝顔にそっとキスを
すると大野の目がうっすらと開ける。
大『……ん。 何か言った?』
松『何か…って。 聞こえてたん
じゃないですか?』
大『聞こえてなかったよ? ね~
もう一回! 言って。』
甘えてくるってことはやっぱり聞こ
えていたんだと思いながらも諦めて
もう一度言う。
愛してます。
大『うん…。 俺も。愛してる。
それに…
二回も言ってくれてありがとっ』
そう言って大野はニンマリと笑って
布団に潜って隠れた。