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年下のオトコノコ【HQ】

第8章 7月7日、合宿1日目!




夜はみんなで食事を食べ入浴、そのあとは各自自由。
練習するもよし、友達としゃべるもよし、寝るもよし。

私はというとある教室を1室借り切って仕事をしていた。

明日も運転するから早めに終わらせて眠りたいが今日の分だけでもまとめておきたかったのだ。

明日は帰ったら眠りたい…

何て思っていると部屋の外から控えめにノックをする音がした。

『どうぞー!』

声をかけると仁花ちゃんがそろそろとドアを開けて声をかけてきた。

「椎名さん。お風呂女子みんなで入りましょうってマネさんたちが…」

『おっけー!一区切りついたし…すぐ準備するね!』


私はお風呂セットを持ち、マネージャーちゃん達とお風呂に向かう。
どこの学校のマネージャーも人当たりが良く話していてみんないい子だ。

お風呂場の前には次にお風呂を使う男子メンバーが集まっていた。


メンバーは、えーっとー…
梟谷のエースの木兎光太郎(ぼくとこうたろう)君とセッターの赤葦京治(あかあしけいじ)君、音駒の黒尾君、さっきの鞭みたいなスイングをしていた灰羽(はいば)リエーフ君、烏野は蛍君と孝支君、澤村君だ。

『みんなもこれからお風呂?』

烏野以外のメンバーはそれぞれ挨拶を返してくれる。

「そう…このメンバーが多分最後だと思う。」

蛍くんは少し伏し目がちに話しかけてくれる。

『そっかー。じゃあ私も入ってくるね?』

「椎名さんいってらっしゃーい!」

孝支くんがかけてくれた声を後ろに聞きながら私はぱたり、お風呂の扉を閉めた。

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