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年下のオトコノコ【HQ】

第8章 7月7日、合宿1日目!




その後の試合は日向くんと影山くんの活躍で烏野高校は初勝利を迎え、合宿初のノーペナルティになった。


烏野が試合をしていた隣のコートでは、今は生川高校と音駒高校が試合をしている。



どちらの高校もひとりひとりが力がある子達ばかりだ。
そのなかでもひときわ目を引くスパイカーがいた。


つり上がった瞳
白?いや、シルバーの髪の毛
ぱっと見わかりにくいがすごく身長が高い。
多分蛍君より高い。

そして、鞭みたいなスパイク。
烏野メンバーに聞いてもゴールデンウイークには来てなかったようで有益な情報は得られなかった。

後で主将に直接聞きに行ってみよう。


他のメンバーも観察するが、やっぱり主将の黒尾鉄朗(くろおてつろう)君は主将だけあって何回もブロックを決めてる。
ブロックのタイミングがドンピシャだ。

セッターの狐爪研磨(こづめけんま)君はすごく頭がいいんだろうな。
瞬時に判断して適切なトスを上げている。
トスもどこに上がるか全く読めない。

リベロの夜久衛輔(やくもりすけ)くんもボールの返し方が安定している。
ボールが来るところにいつもいる気がする。
それくらいうまく先回りしてボールをとりにいっている。



やっぱりすごいなーなんて試合をみていたらいつの間にか音駒の勝利で試合が終わっていた。




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