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年下のオトコノコ【HQ】

第2章  春 出会い




私は何も言わずに引っ越しを済ませ生まれ育った宮城に帰ってきた。

まぁ急すぎて両親には驚かれたけれど…



宮城には帰ってきたけれど、実家には帰らず近くに家を借りた。
一度家を出てるからこちらの方がきっと気兼ねなく過ごせる。

まぁ雑誌の編集なんて仕事柄急な泊まりになることもざらにあるしね?


家具や家電は共同で買ったものはほとんど東京においてきたから部屋はほぼすっからかん。

ちょうど春休みだった妹を無理やり車に乗せてお店巡りをした。
まぁお礼として、高校生には手が出しにくいお高めの基礎化粧品を献上させられたけど…
痛い出費だった…


4月になり仕事も始まった。
編集部も自分がいた頃とは全く違う状態だったため1から覚えなおしで頭は毎日フル回転。
ずっと走り回っていた気がする。

それでも4月末頃には一通りのノウハウを覚えることができた。



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