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年下のオトコノコ【HQ】
第34章 決勝、その後。
『今日の蛍君格好良かったよ?』
常に考え、何度も何度もボールを触り
『勝つ』ことを意識した蛍君は
いつもよりずっと眩しかった。
「『今日』だけですか?」
少しだけ拗ねた声。
私は少しだけ笑うと足の間から抜け出し蛍君の正面に座る。
『蛍君はいつでも格好いいよ?
でも、今日の蛍君はいつも以上に格好良かった。
惚れ直した。』
にこりと笑うと蛍君は当然とばかりに笑う。
『こんな気持ち初めて。
蛍君に会ってから毎日がドキドキの連続で、
蛍君がいない事なんてもう考えられない。』
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