第5章 目指せ!赤点回避!〜ハラハラの勉強会〜
3年生はというと2人とも自分の苦手科目を重点的に勉強している。
『3年生は見てて安心するわ。』
笑いながら言うと澤村くんは申し訳なさそうに謝る。
「ホント騒がしくてすみません…」
『大丈夫!たまには賑やかなのもいいよ?』
ふと時計を見るとお昼になりそうだったため、お昼の準備をするために立ち上がった。
はずだった。
実は私、今日はロングスカートを履いていまして…
まぁ、あれですよ…
裾…踏みまして…
転びそうになったといいますか…
目の前にいた人にダイブしてしまったわけで…
え?
誰かって?
孝支君。