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年下のオトコノコ【HQ】

第31章 代表決定戦2日目〜因縁の対決〜



試合が始まり 、すぐに及川君のサーブになる。

なんとか及川君のサーブを切った時にコート内の不自然な何かに私は気がついた。


蛍君も気づいたのか違和感の元をじっと見ている。


試合が進むなか、じわじわと感じる違和感。


また回ってきた及川君のサーブを切りにかかる烏野。

うまく上がったボールで攻撃を仕掛けるが及川君がボールを取る。

青城がトスを上げ狂犬君がスパイクを打つために走り込んできた。




あ、




きた。


ばちぃぃぃぃん



ボールは蛍君にブロックされ青城コートに勢いよく沈んだ。


田中君と蛍君がブロックを飛ぶ前に入れ替わった。


そう

さっきから気になっていた違和感。

田中君が狂犬君を見る目。

そして狂犬君がが田中君を見る目。

攻撃をお互いに仕掛けあい、相手を無意識に挑発しあっていた。

それをうまく導き蛍君がボールを落とした。

流石

としか言いようがない。

次の攻撃でお返しとばかりに狂犬君がスパイクを蛍君に放つ。




が冷静なジャッジ。

さっとかわしボールはラインを超え烏野の得点になる。



逆転。



「たたみかけるぞ!」


烏野の猛攻が始まる。



と思った。

そんな時青城がタイムアウトを取った。
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