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年下のオトコノコ【HQ】

第25章 怒涛の東京出張‼︎2日目〜観光編〜



その後も見たいところがあれば各自見に行く方式を取り、だいたい隅々まで見回った。


途中私も気になるお店があり中に入る。

シルバーアクセのお店。
シルバーアクセなのにモチーフは和。

少しだけ見ていると…


気になるモチーフについつい手を伸ばしてしまう。

これ、いいかも…

そう思うと購入するためレジに向かった。





夕方、少しずつ日が落ちてきたところで帰ろうとすると蛍君がみんなを呼び止める。

「最後に行きたい場所があるんですが…」

『どこ?』

蛍君がパンフレットを指差す。

その指の先には…








有名なタルト専門店。

「さっき、ショーウインドー見てから気になってて…」

頬を赤く染めながら「いちごタルト…食べたいデス…」なんて言われたら回らないわけにはいかないでしょう!

『私もここのタルト食べたかったの!行こう?』

「俺もー!」

ってことでケーキ屋さんに向かった。





ショーウインドーに並ぶ色とりどりのタルト。

全部が好みすぎて1個に絞れない…

蛍君も同じらしく、2人…いや、リエーフ君と3人でケーキの前に張り付く。


『選べないね…』

横の2人は首を縦にふる。

「2〜3個買ったら?」

みんなそれだと言わんばかりに鉄朗の方を勢いよく見る。

『そうだね?夕飯減らしてケーキ食べよう。』

こんな時だし贅沢したい!

ってことで私は、抹茶と豆乳、メイプルナッツ、宇治抹茶の3つ。

蛍君はいちご、ベリーのタルトを2つ。

リエーフ君ははちみつレモン、杏仁クリームとマンゴーの2つを選択。

あとは甘いものが苦手そうな3人にチーズ、コーヒークリーム、ガトーショコラを選ぶ。

箱に入れてもらい、持とうとするとさらりと京治が箱を持っていく。

『京治⁉︎』

「重いでしょう?持ちます。」

『大丈ぶ「無理しないでください。力はありますから。」

きっと渡してくれないなと思ったので私は京治にお任せする。

『京治…ありがとね?』

すると京治は私に近づき…

「お礼は後でいただきますね?」


耳元で囁き、す…と前に出ると自分の唇を指先で指す。



夕日に照らされた京治がやけに大人っぽく、また色っぽく見えた。



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