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年下のオトコノコ【HQ】

第25章 怒涛の東京出張‼︎2日目〜観光編〜


雷門の前から仲見世通りに移動する。

仲見世通りでまず見つけたのは…


『ここのアイスもなかおいしそー!』


いろんな種類のあるアイスが入ったもなか。

定番品だけで、バニラ、抹茶、小豆、紅芋、きな粉、黒ごまと様々なバリエーションがある。

取りあえずみんなの意見も聞かず、定番6つをまとめ買い。

『1個ずつどーぞ!』

みんなの前にもなかを差し出した。


「「いただきまーす!」」

光太郎は紅芋、リエーフ君はバニラを取る。

鉄朗は悩みすぎ…

そうこうしてる間に、京治は黒ごま、蛍君はきなこを取る。

「夏乃さん…好きな方取ってくれ…俺には決めらんねぇ」

私は小豆を鉄朗に渡しながら言った。

『優柔不断は嫌われるわよ。』

「ちょっ!ひっで!」

少し溶け出したアイスを一口食べる。
他の味も食べたかったな…なんて思っているのが顔に出ていたのか、京治が私の方にもなかを差し出してくる。

「食べます…?」

京治にひと口薦められてしまった。
私、そんなに食べたそうな顔してた?

『いいの?』

「俺もあげるー!」

『えっちょっ!』

「俺もー!」

「木兎食い切ってんじゃねーか!」

「煩い」

うん、しっちゃかめっちゃかになりながら みんなに一口ずつもらってしまった。

全部の味が美味。

他にも定番の人形焼たべたり、お団子たべたり冷やし抹茶飲んだり。

あーおいしー!
むちゃくちゃ満喫しまくってるー!


たい焼き屋さんの和風クレープを食べてると、隣に蛍君が寄ってくる。

『蛍君、クレープ食べる?』

蛍君は、周りをキョロキョロ見回すと











ぺろり



口元を舌で舐めた。

「ついてましたよ?」



ちょっと照れくさそうにやられたらこっちも照れる…

今日の蛍君は少しだけ積極的。


他のメンバーに見られていなかったのが幸い…かな?


そんなことを思いながら私はみんなのあとを追った。



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