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年下のオトコノコ【HQ】

第17章 合宿最終日‼︎〜ラストの試合は梟谷と〜



私は烏野のメンバーがペナルティを終わらせる前にみんなのところに戻った。

「くそっ…最後まで負け通しかよ…」

そう呟く田中くんにペナルティを終えた澤村くんが声をかける。

「お前ら頑張れ…生き残るんだ…」

澤村君の言い方に引っかったのか田中君が不思議そうに澤村君の名前を呼ぶ。
すると、澤村君は難しそうな顔をして話をし始めた。

「これは偶然聞いた話だから黙っておくべきかと思ったんだが…」

「な…なんすか?」



「この練習試合全部終わったら」

みんなが澤村君を見る。






「監督のおごりでバーベキューらしいぞ!」

「B!B!Qーッ‼︎⁉︎」

日向君、西谷君、田中君が電車の真似をするように踊りながら歌い出す。
さりげなく影山君がキーボードを弾くように踊ってる。

「お肉肉肉 お肉肉!
合わせて肉肉 お肉肉‼︎」

何て言えばいいんだろう…

手をリズムよく万歳しながらまだ歌ってる…

「お肉万歳 元気百倍フゥッフゥ〜!
ハレルヤハレルヤー! お肉神様お肉神様ぁ!」

周りを見渡すと他校のメンバーがちょっと引いた目でみている。

『みんなバーベキューって知らなかったんだ…』

生暖かい目で見ればテンションの上がった4人を見ながら繋心センパイが武田先生に問いかけた。

「先生バーベキューのこと話してなかったのか?」

「スケジュールには食事とだけ…」

「まぁ結果オーライっぽいな…」

『確かに元気…やる気…かな?出てますもんね…』


すごいな高校生。
バーベキューで、こんなにテンション上がるんだ…
肉のパワーってすごい。

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