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年下のオトコノコ【HQ】

第9章 7月8日、合宿2日目。



合宿も2日目になった。

今日も朝からローテーションで試合を行っている。
烏野は全体的に安定した試合をしている。


しかし、何回か試合をしていると日向君と影山君の速攻がリエーフ君に止められてしまった。
止められたことによるショックなのか日向君はリエーフ君を睨んでいたがリエーフ君は日向君に挑発をするように手の甲を見せるように構えた。

その後に「椎名さん見てたー?」なんて手を振ってきて夜久君に「試合に集中しろ!」って回し蹴りを食らってた。

繋心センパイたちとも話をしたがやはり音駒は一度練習試合をしているため、速攻への対処が優れているらしい。
それに加えリエーフ君の身長や元々の身体能力、反応の速さ、それらがいつもよりあの速攻を早めに押さえたようだ。

烏野高校は先のことを見据えてタイムアウトをとった。


なんだろう…すごく胸騒ぎがする。


タイムアウト後もしばらく攻防が続いたが、



ある時、事件が起こった。

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