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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第3章 萌葱-moegi-


「ごめん…相葉ちゃん…」


「じゃあ…リーダー…これからは、リーダーのこと、全部俺にくれる?」


「え…?」


「この唇も…喘ぐ声も…ここからでる白いのも…汗も…全部、俺にちょうだい…全部…」


ぎゅっとリーダーを握った。


「あっ…痛い…」


「ね、言って。くれるって…」


「…う…ん…全部、相葉ちゃんにあげる…」


「ほんと…?」


「うん…全部、全部…相葉ちゃんのものだよ…」


リーダーの手のひらが俺の頬を包んだ。


「相葉ちゃんも、俺にちょうだい?」


「…もうとっくにアンタのものだよ…」


手に力を入れた。


扱くと、身体がビクビク跳ねた。


忘れさせたい。


どうしても身体から追い出したい。


ソコが勃つと、ゆっくりとローションを指に垂らした。


ネットで見たように、リーダーの後ろを入れやすいようにする。


リーダーの唇にキスすると、そのまま指をそこに触れさせた。


「ふっ…んんっ…あ、いばちゃ…」


「リーダー…苦しかったら言ってね…」


「うん…」


またキスを繰り返すと、表情が蕩けてきた。


自ら舌を出して、俺の舌を愛撫する。


閉じた目には俺の姿は映っていないのに、舌だけで俺を感じ取ってる。


とてもいやらしい姿。
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