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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第20章 グレイ scene2


「潤っ…待ってっ…お願い…」


雅紀の綺麗な肌の隅々に唇を這わせる。


「だめだよ…雅紀…止まらない」


雅紀をうつ伏せにして、両腕を後ろに引っ張ると、雅紀の後ろに舌を這わせた。


やり方なんてわからなかったけど、もう突き進むしかなかった。


一つになりたかった。


「やぁんっ…潤っ…いやっ…」


そう言いながら、雅紀の腰は揺れて中心からは雫が垂れ流れていた。


「ねえ…俺のこと、誘ったでしょ?」


「や…違う…」


か細い声を出しながら雅紀は身を捩る。


「じゃあ何でこんなに悦んでるの?」


雅紀の中心を握りこんだ。


「あっ…はぁっ…」


先端から垂れている雫を人差し指にまとわせて、先端をぬるぬると撫で付ける。


「んぁ…潤…」


「男、初めてじゃないでしょ?」


ぬるぬると撫でながら雅紀の腰を撫でた。


びくりと反り返った綺麗なラインを眺めながら、俺は雅紀にずぶりと自分を差し込んだ。


「はっ…ぅ…あ…潤っ…」


「ねえっ…雅紀っ…言って…?俺が欲しかったんでしょ?」


ずぶりずぶりと締め付ける雅紀の中を突き上げる。


「ひっ…あっ…じゅ、んっ…」


雅紀が反り返って俺を体の奥まで飲み込んだ。


「はっ…ああっ…潤っ…、も、っと…」


「んっ…雅紀っ…」


「潤っ…もっと突いてっ…俺をめちゃくちゃにしてっ…」


雅紀の腰が揺れる。


それにあわせて俺の腰も突き上げ続ける。






俺は、雅紀の作った罠に嵌って身動きが取れないまま、中身を搾り取られる昆虫。


雅紀は…罠の中心にいる女王蜘蛛。


その淫らな視線で、また動けなくなる…







永遠の甘い罠







【END】
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