第18章 ポンパドール scene2

「潤っ…んんっ…」


ぐいっと奥に突き出すと、ニノの身体が逃げていく。


捕まえて、引き寄せて、また奥を穿つ。


「ああっ…」


ぶるっと震えて、ニノの中は俺を飲み込んでいく。


「う…あっ…お前…すご…い…」


「潤くん…もう…ばか…本当に挿れた…」


「お前だって感じてるじゃねえか…」


「やだ…やめて…」


そんなこと言ってるのに、ニノは俺のこと締め付けて。


突き上げる度にびくんびくんと俺を飲み込むように締め付ける。


「こんな身体して…お前…」


感じてるニノの身体って、こんなに凄いんだ…


前はロクに前戯もなく挿れたから…全然わからなかった。


智が夢中になってるのは…もしかしてこの身体…？


「ああっ…ニノっ…」


耳元に口を寄せて、わざと低い声を出した。


「好きだよ…ニノ…」


「あっ…やっ…」


急にニノが背中を反らして、中をぎゅうっと締め付けた。


「うっ…ああっ…」


もっていかれそうになった。


なんとかこらえて、また腰を持って突き上げる。


これは…ヤバイ…


ニノ、ヤバイ身体をしている…


翔くんや雅紀がメロメロになってるのもわかる気がする…