• テキストサイズ

カラフルⅡ【気象系BL小説】

第3章 萌葱-moegi-


笑ってる顔をみてるとさ、溶けちゃいそうになる。


ずっとずっと片思いをして、ずっとずっとデートに誘って。


でも全然気づいてもらえなくて。


それでもくじけずにずっとずっと、俺は思い続けた。


ある日、楽屋でふいにふたりきりになったとき、ぎゅっと手を握った。


驚いてこちらをみる顔に、ちゅっと軽くキスをした。


きっとこのくらいじゃ怒らないってわかってる。


だから俺はずるい。


ずるいけど、止められなかった。




軽く触れたのに、その唇はすごく甘かった。
/ 1015ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp