第16章 グレイ scene1
ぎゅっとニノのを握ってみた。
「あっ…やんっ…」
俺の肩を押すけど、全然力が入ってない。
俺の手の中でニノはむくむく大きくなった。
「おーのさんっ…だめえっ…」
悶えてる姿見てたら、なんかもう…堪んなくなってきた…
ニノの身体を持ち上げて、少し腰をずらした。
「え…?なに?どうするの…?」
涙を浮かべながらニノが俺を見る。
「ごめ…我慢できない」
そのままニノの後ろのお口に、俺を押し当てた。
「えっ…ちょっ待って!」
「いやだ…」
「俺、バージンだからっ…」
「いただきます」
ボディーソープのぬるぬるで、とても滑りがいい。
俺はそのままニノの中に入ってしまった。
「…っ…あ…ばっか…」
「う…ぁ…ニノ…やべぇ…」
ずぶりと全部ニノの中に入った。
それは今まで体験したことのない、未知の世界だった。
「あっ…あっ…なんだこれ…すごっ」
「おーのさっ…だめっ…動かないでっ…」
「無理っ…」
下からニノを突き上げると、ニノは淫らに身体をしならせた。
遠い意識でニノを見ながら、俺はひたすらニノを味わった。
「ニノ…好きだよ…」
「え…?」
「俺のこと、好きになってよ…」
「ばっ…バカじゃないの…」
ニノは俺に抱きついてきた。
「だ、大好きじゃなきゃ…こんなことしないもん…」
俺の彼女は、ツンデレです。
end