• テキストサイズ

カラフルⅡ【気象系BL小説】

第16章 グレイ scene1


「べっ…別に恥ずかしくないもんっ」


恥ずかしくないもんって…


真っ赤になって言うことかよ…


そのままニノはもじもじしちゃって…


俺もなんだかもじもじしちゃって…


しょうがないから、服を全部脱いで一緒にシャワーしてやった。


「ほら…ニノこいよ?」


「…ふんっ…」


そう言って大人しく、風呂のイスに座った。


「ついでに全身洗おうか」


そう言って頭からお湯をかけて、シャンプーしてやった。


「目にはいんねーように気をつけろよ?」


「わーかってるって…」


そう言いながら目をつむって、気持ちよさそうにしてる。


なんか犬洗ってるみたいな気分。


「お客さん、かゆいとこないですか?」


お決まりだから言ってみた。


「んーあんた全体的に緩いのよ…もうちょいガシガシ洗ってよ」


「えー?ホント?」


そう言って手に力を込めると、ニノはふにゃあっとした顔をして俺にもたれ掛かってきた。


「おい…ちんこ当たってるぞ…」


「わわっ…」


慌てて起き上がった顔は、また真っ赤になってた。


「お客さん、流しますよ-」


そう言って洗い流して、コンディショナーまでしたところで、ニノが立ちあがった。
/ 1015ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp