第14章 檸檬
「も、イッちゃう…翔っ」
「んっ…ああっ…カズヤぁっ…気持ちいいっ」
「もう…やっぱ翔すっごいよ…」
「翔ちゃん凄い…硬いよ…」
相葉さんが翔さんを握る手の動きを早める。
「あ、雅紀…も、ダメ…」
翔さんが俺の手をぎゅっと握った。
「あっ…んんっ…カズヤっ…イクっ…」
「俺もっ…翔っ…」
翔さんが身体を少しだけ縮めると、相葉さんの手に白い液体が飛び出てきた。
カズヤもぶるっと震えると、そのまま翔さんの上に覆いかぶさった。
「翔…さいこー…」
「バカ…」
いいながらも、翔さんはカズヤの髪を撫でる。
愛おしくて堪らないのが、伝わってくる。
翔さんも…
カズヤのこと、凄く愛してるんだな…
「翔ちゃん…」
「ん?」
「次、俺ね!」
「えっ!?雅紀っ!?」
「俺も、ずーーーーっと翔ちゃんとシたかったんだあああ!!」
「ちょっ…!バカやめろっ!」
カズヤをどかすと、相葉さんは喜々として翔さんに入った。
「ああああっ…バカっ…」
イッたばかりで力の入らない翔さんの抵抗は虚しかった。
「うわ…すげ…もうトロトロ…」
うっとりしながら腰を振る相葉さんを、あっけに取られてみてた。