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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第1章 しあわせはここにある-parallel-


陵辱はまだ続く。


打ち上げ、いかなきゃいけないのにな…


皆、俺がどこ行ったか探してるかな…


「おい、大野っ…なに気の抜けたツラしてんだ」


そう言って腹を殴られた。


「うっ…ぐっ…」


「おおっ、締まる…」


俺はそれを冷たい目でみてやった。


ソイツは俺の顔を見ると、顔をゆがめた。


「そんな目で見るなっ!」


目の前に火花が散った。


初めて顔を殴られた。


脳みそに衝撃が走った。


「なんだよその目は…いつもいつもバカにしやがって…」


いうなり、ものすごいスピードで腰を動かし始めた。


「うっ…あっ…」


「感じろよ…キモチイイんだろ?」


「そ、んなわけあるか…ヘタクソ」


唾を吐きかけた。


初めて反抗した。


ソイツは逆上して、俺はボコボコに殴られた。


周りの先輩が止めて、あまり酷いことにはならなかったけど。


その代わり、その場にいた全員にめちゃくちゃにヤられて、精液を体中にぶっかけられた。


なんだよこれ…


どうやって洗うんだよ…


皆に、バレんだろ…


虚ろに自分の身体を眺めてたら、ドアが開いた。


「大野ー?」


事務所の人間だった。


バタバタと先輩たちが逃げる音がする。


俺は動くことができなかった。


「なにやってんだ!!」


怒号が響いた。
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