第7章 お風呂あがりは
俺は最近気になってることがある。
それは、ちさきの謎の服だ。
だってあいつアニメのキャラクターが着てる服着てるんだぞ!?干●妹とかいうのの服。
相当変わってる。まあ、俺が言えた話じゃないが…
それは、でもまだいいんだ。
問題なのは、ちさきのお風呂あがりの服だ。クソ松の着てたバスローブより酷いのだ…
なんだと思う?
パーカー。パーカーオンリー。少し長めのパーカーで、要するに短すぎるワンピース。
あ、下着はちゃんと着てるらしいけど。
今あいつ髪乾かし終わったな…音で分かる
ちさき「一松お待たせー」
一松(やっぱりエロい…エロすぎだろ)
あいつをそういう目で見ないと、この家に来たときに決めたのに…
俺は自分を抑えられるのかな?
最近は意識しないように彼女を自分の子供のように扱ってるのに…それでも
一松「その格好やめろよ…あんた警戒心無さすぎなんだよ」
ちさき「これおかあさんの形見だから絶対いや!!」
もうこれを何回も繰り返してる。
とりあえず、雪見だいふくでも食べながら一緒テレビ見て…って風呂入んなきゃじゃん 。
それでも俺はこの生活を楽しんでいる。兄弟たちと暮らしてた時と別の楽しみ。寂しくなんかないから。