第2章 女の感は働いたり働かなかったり
ズドォォォォォォン!!!!
頭上から声がした瞬間私を押さえ付けていた男に
ダイレクトで原付バイクが突っ込んできた。
土方「よ、万事屋!」
沖田「おー、本物のヒーローの登場でさぁ。」
「ぎ、銀さん…!」
銀時「ったく、やっぱ一人で行かせるんじゃ無かったわ。ばばぁにも忠告されたんだろ?気をつけろよ全く…」
呆れた顔で私に言った。
そうだ、お登勢さんに忠告受けてたのに
軽い気持ちでしか聞いてなかった。
まさかここまで物騒だとは思わなかった。
…まあ現世でも無い事では無いんだろうけど、
何も知らない場所で軽はずみな事をし過ぎた。
「ごめんなさい…」
銀時「これからどっか行く時は絶対誰か一緒に連れて出ろ。お前はただの女だ。知らない所で何かあってもいつも助けられるとは限らねぇからな。」