第2章 女の感は働いたり働かなかったり
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皆ご飯を食べた後、昨日と同じく私は皆のお皿を
洗い場に持っていき皿洗いをしたいた。
(これから銀さんの前でどんな顔してればいいかわからないよ…弱ったなぁ…)
ため息をこぼしながら手を動かす。
銀時「よ、よう…」
「ぎぎぎぎ、銀さん!?」
いきなり声を掛けてきた銀さんにキョどる私。
どどど、どうしよう、何を話せばいいのですかー!!
そんな思いが通じたのか、銀さんは話し始めた。
銀時「ま、まぁそんな焦るなよ、調子狂っちまうだろ。」
「ご、ごめんなさい…」
銀時「…さっきは悪かったな、いくら記憶が無いとはいえ、嫌な思いさせちまって。」
「い、いえ、私こそ必要以上に焦っちゃってごめんなさい…嫌とかそういうのじゃなくて、男の人にまともに触れたことも触れられたことも無いからちょっとびっくりしちゃって…」
銀時「い、嫌じゃないとかお前何言ってんだよ」
「ああああ、いい、いや、触って欲しかったとか、そそそんなんじゃ無いですから!!」
言葉のつ使い方を間違った私は即座に否定した。